三島の恒例行事
![]() 毎年初午のころに、三島市内で飾られる地口行灯です。 「地口」とは江戸の言葉遊びの一種で、既にあるフレーズなどから似た音の言葉に言い換えたもの。 ユーモアあふれる現代創作地口として、三島では毎年作品を全国へ向けて公募して、入選作が行灯に絵入りで描かれ、飾られるのです。 2月初旬、三石神社の境内では、竹あかりとともに並んだ行灯が、源兵衛川沿いに美しく映えていました。 私にとっては、この場所で見るのは初めてだったので、なんと新鮮だったことか。夏のお祭りとは一味違った冬の闇での光は、しっとりと風情にあふれ・・・風流ながら、一つひとつのシャレ言葉は、どれも笑えるものばかりです。 竹あかりは、シニアの木工グループの人たちが作り、デザインは小学生とか。 さすが、いろんな人たちがかかわっているというのが三島らしさです。 ![]() ![]() 地口の参考例として、一昨年ですが、私が応募し行灯にしていただいたもの。 「地球温暖化 至急相談か」 昔の知恵を生かし、自然を生かし、行灯と竹あかりは、それこそ環境に優し~い光を放ってますね。 学生が開発した三島名物「おおね御膳」
![]() 食道楽・関西出身の友人いわく、新幹線に乗ったら、ご飯どきじゃなくても必ず駅弁を食べるとか。 しかも駅に止まっているときでなく、列車が動き始めてから食べるんだと強調。 この気持ち分かります! ご飯どきじゃないかどうかはさておき、どんな列車でも、座席でお弁当を広げたときに、動いていく外の景色もご馳走なんですね。 でも最近は、保存料や着色料が気になって、昔ながらの素朴な味になかなか出あえなくなりました。 そんななかで、三嶋物語「おおね御膳」は、地場産の本当においしい大根を生かした貴重な駅弁です。 ![]() 2年前に、三島にある日大国際関係学部の学生たちが開発したというユニークな駅弁として、話題になりました。 地域密着の活動を大切にする教授のもとで、4年生のゼミ生たちが箱根西麓・三島産の大根に注目して、試行錯誤の末完成させたもの。 卒業制作とも言えるような成果品は、毎年冬の期間限定で売り出されることになったようです。 今年も駅の売店で見つけて、さっそく買いました。 冬季限定ということは、旬の三島大根が採れるときだけに作られるというホンモノ。 動き出した列車のシートで、可愛いパッケージを開けると、黒米入りだいこんめし、大根もち、きんぴら大根、大根と大根葉入りの玉子焼きなどなど・・・2段重ねの箱にぎっしりと詰まっています。 私の場合、旅情というよりは東京へ行く新幹線の中で、じっくり「三島」を味わっているのですが・・・ 三島の大通り商店街
![]() 電線地中化で、商店街もすっきりしました。 ここは箱根へと続く旧東海道。江戸時代は門前町、宿場町として栄えました。 大正から昭和初期にかけて、モダンな建物が建てられてからは、呉服屋などが多く、おしゃれな繁華街だったようです。 当時相次いで作られた看板建築の建物が、今も何軒か残っています。 ![]() 平成の今、そんな建物の保存と新しいビルとの間で、商店街の姿はまた次の過渡期を迎えているようです。 ・・・と、歴史に詳しい市役所の人に、かつて聞きました。 私の生活も過渡期かな~と思いつつ、久しぶりにこの商店街を歩いてみると、今は本当に静かでこじんまり。 でも、ちょっと歩けば知った人に会い、また少し歩くと、懐かしい人にばったりと・・・。 三島の街は、駅からこの商店街、川沿い、三嶋大社と巡っても、ほとんど歩いてまわれる距離。その距離感がちょうど良く、つくずく、ほのぼの、いい街だなあ、と思います。 かつての宿場町のもてなし心が今も感じられ、箱根へも伊豆へも通じている風通しの良さも、また魅力なんでしょうね。 オーガニックボジョレー、年代飲み比べ
![]() 「丸平」さんの蔵で、「ボジョレーを楽しもう!」の面白い会がありました。 ボジョレーヌーボー2007年を開けたのはもちろん、2006年から遡り1999年までのボジョレーを飲み比べる「年代垂直飲み」という試みでした。 これは、沼津「酒の矢田」さんの企画。 もともと赤坂にあるオーガニックワイン専門店「マヴィ」で輸入しているワインを扱っていて、フランスの醸造家、チエリー・ドアットさんが化学肥料や農薬を使わない健康な土壌で作ったもの。 普通、ボジョレーヌーボーは日が経つと味が落ちていくのですが、ドアットさんのところでは半年以上熟成した2006年の私家版を作っているそうです。 矢田さんは、さらにそれを遡ってキープしていたというわけで、興味津々の会でした。 個人的には、やはり2007年ヌーボーのフレッシュさが、さわやかで大好き。垂直飲みの味の違いというより、オーガニックならではの透明感が印象的でした。 ![]() ![]() それにしても、「丸平」さんの日本的な蔵は、いつもなにごとも雰囲気を盛り上げてくれますね~。 白い紙の上にグラスをのせて、スポットライトの反射できらきら光るルビー色もきれい。 天然酵母パンやブルスケッタが、ワインの味を引き立ててくれました。
三島の中郷温水池
![]() 木と木の間で、ほんの少ししか見えない逆さ富士ですが・・・ 温水池(おんすいち)は、小浜池から湧き出した富士山の水が源兵衛川に流れて、集まってきたところ。 稲作用水として、冷たい水が温められるので「温水池」というわけです。 公園として散歩するにも気持ち良く、先日晴天の日に出かけました。 ここに映る逆さ富士は有名なので、なんとか写真を撮ってみたいと・・・ ところが、どうも池には富士山の全貌がよく見えず、池の周りをうろうろしてしまいました。 かろうじて撮ったのが、木と木の間で、さらに前の木にも遮られ。 こんな見え方もあるのです・・・という風にしておきましょうか。 もっともっと下がれば、大きく裾引く富士山が池に映り込んだ写真が撮れたかもしれないな~と、後でちょっと思いましたが・・・ 少しずつ、少しずつの秋です。
![]() いろいろな場所で、日々秋景色が変化していきます。 三嶋大社の西門を入ると、先日歩いた明治神宮への道を、全く似た感覚で思い出しました。 紅葉は、盛りを迎えるまでもう少し、あと少しでしょうか。 大社の境内には、樹齢1200年の金木犀がありますが、かろうじて淡い香りが残っていました。 9月から10月にかけて、2度花開くという大木も、今年は早々に役目を終えたようです。 文教町の銀杏並木も、黄緑色の輝きが増して、もう少し、あと少しで あの鮮やかな黄金色に変わろうとしています。 通りには、ギンナンの実がびっしり。 朝に夕に、みんなが踏みしめる通学路に、独特の強い香りがいっぱいにただよってきました。 年々紅葉の時期は遅くなっていますが、確実に変化していく自然の姿に、なぜか「秋めき」という言葉が浮かびました。 「秋めいて」ではなく、「秋めき」という言葉が果たしてあったかどうか? 春めき、夏めき、冬めき、、、 季節によって、言いまわしのニュアンスは全く違った感覚ですが、 「秋めき」の語感が、「ときめき」に思えて、やっぱり秋が一番かも・・・ 俳句の世界なら、「秋めきて」「秋めきぬ」と使われます。 あ~、こちらはなんと雅で、繊細な表現でしょうか。 三島から見える富士山
![]() 時々出席している三島の景観について考える委員会・・・そこで、富士山の眺望について話すことがよくあります。 それはせせらぎとともに、三島の大きな財産のひとつ。 市内から見える富士山のビューポイントという冊子が作られたり、最近ではマップも作られたりしています。 その景観を壊さないよう、新しい建物の色や形態との調和がずっと今後の課題なのです。 同じ市内でも、ちょっと移動すれば見え方はどんどん変わり、どこにいて、何を良しとするかは、とても難しいことです。 裾野や御殿場へ行けば、富士山はもっと大きく迫力を増して、 富士、富士宮では、さらにダイナミックさが加わるよう。 そして、山梨側からは、同じ富士山でもかなり形が違って見えます。 不動で絶対的な存在感。。。 でも自分の方がぐるりと動いてみれば、いろいろな側面が見えてきます。 初冠雪を目で確認できる季節まで、もう少しでしょうか? ![]() あたり前の風景
![]() 新宿のビルに囲まれていたこの夏です。 三島に久しぶりに帰ってきて、こんなに山が見えるんだ! いつもいたときにはあたり前のことだったのに、離れてみて初めて分かるそのこと。 伊豆の山並みが連なり、箱根連山が見え、極めつきは富士山・・・ それがあたり前の背景になっていて、そこで呼吸をしていた・・・ 大切なことだったのですね。
三島の街なかに、湧き水が戻りました
![]() ゆらゆらと地面から熱が這い上がるような日中、木陰の水面で、子供たちがばしゃばしゃっと両手で水をかけ合う姿が見えました。 ふう~っと一息つけそうな涼やかさが、こちらにも伝わってきました。 長梅雨だったこの夏、ようやく白滝公園にも水が湧き出すようになりました。 特に台風の後、どんどん水が増えて、ちょうどその日の「水祭り」にふさわしく、固い溶岩のすき間から、きらきらとした水模様が渦を巻き始めていました。 豪雨とさんさん太陽、酷暑と散水、富士山と地下水・・・・・ 何でもバランスが大切。 でも、バランスが微妙に崩れると、ちょっとアンバランスのなかで、ぎりぎり保っていることって、いっぱいありますね。 ブログの更新も、すっかりご無沙汰でした。 三島⇔東京の生活バランスが、ちょっと崩れて、比率が変わるのかな~と熟考しつつ、まだまだ居心地いい空間さがしは、続きそうです。 こんなアンバランスブログでも、いつもいつも訪問してくださっている方々に、本当に感謝です!
真っ赤なビタミン
![]() 三島にある「伊豆村の駅」へ行くと、新鮮野菜がたっぷり。 ついつい、あれもこれも、と買いたくなってしまいます。 地元農家の朝採り野菜で、袋ごとに生産者の名前が書いてあるので、ぐんと親しみが持てます。 どこか遠~くから、輸送費をかけて運ばなくても済む・・・それが一番! 曲がったきゅうり、たくましい葉っぱ付きの大根、ふぞろいでごろんごろん、びゅんびゅんしている野菜たちは、なぜかきれいに整列している野菜より、おいしそう。 トマトも、ここへ来ると実に種類が豊富で、いろんな形が並んでいます。 三島大根、三島馬鈴薯は、とっても有名ですが、三島にはトマト農家も多いのです。 私の目に留まったのは、大玉でもない、ミニトマトでもない、多分ミディトマトなんでしょう。それも大きさがさまざまで、なんとも愛らしかったのです。 味もとても引きしまっていて、そのままで食べたのはもちろん、料理にもふんだんに使ってしまいました。 ![]() ![]() < 前のページ次のページ >
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