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駅弁の楽しみ

           学生が開発した三島名物「おおね御膳」
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食道楽・関西出身の友人いわく、新幹線に乗ったら、ご飯どきじゃなくても必ず駅弁を食べるとか。
しかも駅に止まっているときでなく、列車が動き始めてから食べるんだと強調。
この気持ち分かります!
ご飯どきじゃないかどうかはさておき、どんな列車でも、座席でお弁当を広げたときに、動いていく外の景色もご馳走なんですね。

でも最近は、保存料や着色料が気になって、昔ながらの素朴な味になかなか出あえなくなりました。
そんななかで、三嶋物語「おおね御膳」は、地場産の本当においしい大根を生かした貴重な駅弁です。

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2年前に、三島にある日大国際関係学部の学生たちが開発したというユニークな駅弁として、話題になりました。
地域密着の活動を大切にする教授のもとで、4年生のゼミ生たちが箱根西麓・三島産の大根に注目して、試行錯誤の末完成させたもの。
卒業制作とも言えるような成果品は、毎年冬の期間限定で売り出されることになったようです。

今年も駅の売店で見つけて、さっそく買いました。
冬季限定ということは、旬の三島大根が採れるときだけに作られるというホンモノ。

動き出した列車のシートで、可愛いパッケージを開けると、黒米入りだいこんめし、大根もち、きんぴら大根、大根と大根葉入りの玉子焼きなどなど・・・2段重ねの箱にぎっしりと詰まっています。

私の場合、旅情というよりは東京へ行く新幹線の中で、じっくり「三島」を味わっているのですが・・・
by izuhappou | 2008-01-19 22:27 | 三島style
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